心に残るプロポーズのプレゼント

心に残るプロポーズのプレゼント

夫と結婚すると決めたのは、わたしが21歳、夫はまだ20歳のときでした。

 

その頃のわたしは看護師として働き始めたばかりで、始発から終電まで働く毎日を過ごしており、夜勤もこなして働いていました。

 

年下の夫は大学3年生で就活の時期になり、どこの企業に就職しようかと悩んでいました。

 

付き合いも3年とわりと長く、半同棲状態で2人で過ごしているときに、夫から就職活動は全国区で考えており、本当にやりたいと思う仕事を探したいと相談されました。

 

もちろん夫のことを応援したいと思っていたのですが、全国区で就活をして「もしも遠距離になったときに自分たちの関係はどうなっていくのだろう」と少し不安に感じてしまいました。

 

就職氷河期真っ只中の時代に、地元にこだわるのは視野が狭いことも理解していましたが、わたしも働き始めたばかりで精神的にも辛い毎日だったので、不安が大きくなっていく一方でした。

 

就活のことで相談されてからも相変わらずの毎日を過ごしており、わたしは夜勤で家を空ける方も多くなっていき、夫も4年生になる前のゼミが忙しくなり始め、不安を口に出すことも、話し合うことも出来ずにいました。

 

そんなときに、その年のクリスマスは夜勤明けなのでゆっくりディナーに行きたいねと話しており、夫が店を選んで予約してくれることになりました。

 

久しぶりにイベントを2人で揃ってゆっくり過ごせるので、とても楽しみにしており、プレゼント交換するだろうなと思い、就活のときに使えたらとブランドのスケジュール帳をプレゼントに選んで、当日を楽しみに過ごしていました。

 

クリスマス当日は夫は大学だったので、わたしは夜勤明けで一旦家に帰って仮眠を取ってから、お店で集合することになりました。

 

いつも2人でお店に向かうことが多い中、久々の現地集合は少し新鮮で、クリスマスということでとても気分も高まっていました。

 

創作フレンチのお店だったので、夫と向かい合ってゆっくり話しながら、1つひとつの料理を美味しく堪能していました。

 

メインまで食べ終わって、これからデザートかなと楽しみにしていたら、お店のBGMの曲調が変わったので不思議に思っていると、夫が急に真面目な顔になり、「これから全国区で本格的に就活をしていくことになる。まだ仕事も決まっていないけど、ずっと一緒に楽しく笑って過ごしたいと思っているから、結婚しよう」と言ってくれて、婚約指輪をプレゼントしてくれました!

 

それだけでもすごく驚いて泣いてしまったのですが、返事をするとバラの花を持った友人たちが「おめでとう」と集まってきてくれたのです。

 

バラの花束になったところで、シェフの方が《婚約おめでとう!》と書いた大きなケーキを持ってきてくださり、さらに感動しました。

 

あとで聞いた話なのですが、サプライズでプロポーズしたいと考えた夫が、大学のサークルの先輩がされているフレンチのお店でプロポーズ出来ないかと相談して、わたしの友人に声をかけてくれたようです。

 

かなり前から計画を練ってくれていたようで、みんな都合をつけてお祝いに来てくれて、本当に思い出に残る最高のプレゼントになりました!

 

シェフの方がもし断られたとき用に《どんまい!プロポーズ失敗》のチョコレートのプレートも作っていたのを見せてくれて、今でも笑い話になっています。

 

プロポーズしてくれたことももちろん嬉しかったのですが、わたしたちの周りには温かくて素敵な人たちがたくさんいて、いつも見守ってくれていることを改めて実感できた、幸せなプレゼントです。

 

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